第178回 暗黒迷画座
サミュエル・フラー脚本、監督作品
軍需列車が襲われ多量の武器弾薬が盗まれた
米軍警察はひとりの捜査官(R・スタック)を東京に派遣、事件と関係があると思われるアメリカ人の組…
初フラー。当時のアメリカの観客はこれを見て何を思ったのか?そしてなんでこんな企画が通った上フォックスがガッツリ製作に関わってるのか?日米の文献でもあんま詳しいことは書いてなくてモヤモヤする サミュエ…
>>続きを読む再見。シネスコは横幅より奥行きが際立つ画角と言ったのは誰だったかな。アクションで前景と後景を行き来するのを思い出した。
そのアクションも襖を破壊してロバート・ライアンが登場したりスタックと山口淑子…
シネマヴェーラ渋谷のフラー特集で本作を取り上げないことを知りレンタルで観賞。
日本の風俗を出鱈目に描いているとして公開当時は国辱映画扱いされていたらしいが、70年たった今となっては風俗が変化したこ…
サミュエル・フラーが東京を舞台に、それもお国柄を無視したフィルムノワールをやってのけるというかなり異質な活劇で妙な魅力が溢れていた。外人以上に日本人がカタコトだったり、室内なのに下駄を履いていたり、…
>>続きを読む全編日本ロケで、時代的にはゴジラ公開の翌年。
カラーでこれほどクリアな日本の映像を残してくれたことに感謝。
そしてヒロインは伝説の李香蘭こと山口淑子。すごい流暢に英語を話している。
冒頭の富士山を…
「エキゾチックでストレンジな国ニッポン」といった打ち出しがありつつも、これ以降に出てくるいきなり忍者とか出しちゃうタイプの雑過ぎる作品に比べたら全然外してないと個人的には思った。
(唯一「日本の女性…