洋画が日本を描写すると国辱モノだとか叩かれるが、そもそもガイジンが作ってるんだからそんなもんだろうし、むしろよく日本を取り上げてくれたと感謝したい。カラーの本作でもロケ地の風景を食い入る様に観てしま…
>>続きを読む第178回 暗黒迷画座
サミュエル・フラー脚本、監督作品
軍需列車が襲われ多量の武器弾薬が盗まれた
米軍警察はひとりの捜査官(R・スタック)を東京に派遣、事件と関係があると思われるアメリカ人の組…
初フラー。当時のアメリカの観客はこれを見て何を思ったのか?そしてなんでこんな企画が通った上フォックスがガッツリ製作に関わってるのか?日米の文献でもあんま詳しいことは書いてなくてモヤモヤする サミュエ…
>>続きを読む再見。シネスコは横幅より奥行きが際立つ画角と言ったのは誰だったかな。アクションで前景と後景を行き来するのを思い出した。
そのアクションも襖を破壊してロバート・ライアンが登場したりスタックと山口淑子…
1954年、富士山をバックに雪原を軍用品を運ぶ汽車が走る。そこに強盗が入り物語が始まる。シネスコに映る見事な富士山からして日本をステレオタイプに描く作品と知れる。芸者や着物姿で遊ぶ子どもたちはまだ可…
>>続きを読むシネマヴェーラ渋谷のフラー特集で本作を取り上げないことを知りレンタルで観賞。
日本の風俗を出鱈目に描いているとして公開当時は国辱映画扱いされていたらしいが、70年たった今となっては風俗が変化したこ…
極東の敗戦国に潜るオリンタル・ノワール。コテコテのセット、艶やかな彩度。パチンコ場バックヤード、障子破れ現れる敵一家のショットの作為感。川辺スラム的住宅、浅草国際劇場。1K自宅、屏風で仕切った浴槽内…
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