下総国を舞台として、盲目の侠客座頭市が、労咳を患う浪人平手造酒との友情、市を慕うおでん屋の娘おたねとの淡い恋を育みながら、次第に対立するヤクザ同士の抗争に巻き込まれてゆく姿を描く。
盲目であるがゆ…
本シリーズを観るのは本作で初めてだが、三隅研次作品は剣三部作と「眠狂四郎 勝負」を観て来た。プログラム・ピクチャ全盛の時代に演出、カメラワーク等実験的な事をやって来た唯一無二の素敵な絵を撮る監督だと…
>>続きを読む光無き故に無類の剣速
ヤクザのいざこざに巻き込まれた座頭市が己の我を通す話。
いつか見たいなと思っていたらプライムビデオのサブスク角川シネマコレクションにて配信していたので視聴させていただきま…
言わずと知れた、名優・勝新太郎の代表作。
1962年公開の本作はその後全部で26作ものシリーズが続く第一作目。
モノクロ映画ですが、市という男がどのような男であるか、その魅力が分かりやすく存分に詰ま…
ここぞというときにしかやってこない殺気に満ちた剣裁きや背中を預けるというモチーフが炸裂するラストの戦いが素晴らしいのは置いといて、おたねと座頭市の対話にも目が奪われる。おたねが必死に止めようとしてい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
勝新太郎が盲目のヤクザを演じて大ヒットし、合計26作品が製作された「座頭市」シリーズの記念すべき第一弾。原作は子母沢寛の随筆集『ふところ手帖』に収録された短編『座頭市物語』
数奇な運命を辿っていく…
THE時代劇ノワール。
切なくも惹き込まれる1本。
勝先生の演じる市っつあんの台詞や所作、一瞬魅せるアクションの1つ1つが非常に魅力的です。
座頭市シリーズの1作目でもあり、最高傑作の内の1本でもあ…