古い映画はどんなもんかねぇと最初だけでも観てみようと思ったらあれあれ...市さんに完全に釘付けになった。勝新太郎演じる市さんの一言一言がずっしりと重たく、一切の無駄がない、これが約60年前の映画なの…
>>続きを読む1962年といえば「椿三十郎」と同年の上映作品。
どちらも鑑賞したけど、私の好みとしては、圧倒的に座頭の市さんに軍配を上げたい。
「用心棒」「椿三十郎」の三船敏郎の三十郎はライオンのようだ。
とにか…
このレビューはネタバレを含みます
目は口ほどにとは言いますが、その目を閉じたままの勝新の演技の緊迫感と、一切説明無しで目配せや所作、光の陰影で各々の立場や心情を見事に表現する他の役者陣のシーンの数々。
最大の見所の勝新の殺陣は合計し…
1962年の映画なのでモノクロだが、2018年の今でも一切の古さを感じない出来栄え。
また、時代が時代だけに差別用語が矢継ぎに出てくるが、これも昔の映画の良さだと思う。起承転結の結びが最高で、立つ鳥…