映画の中で「老いる」ということ。
エピローグ、何百万もの死者を出した大戦をはさんで長い長い歳月(十五年もの!)が一息に過ぎ去り(トリュフォー自身による、まるでニューズリールのようにせかせかとした素っ…
映画の原題は“Les Deux anglaises et le continent”。これは「二人の英国人と大陸」とでも訳すのが適切であろうか。le continent(大陸)とは、主人公のクロー…
>>続きを読む人間の歩みを緩やかに追っていき、俯瞰ワンカットが時間の流れを均質に捉えていくネストール・アルメンドロスの撮影が素晴らしい。崖上でフランス語を習うシーンのロングショットと自然光は神の領域。
妹が心=眼…
「なぜさわるの?」
「あなたがこの世に生きてるから」
愛って痛みであり不自由なもの
完全には理解しあえないけれど、理解したいと不可能なところまで触れようとするその瞬間の孤独、その痛みこそ、世界…
このレビューはネタバレを含みます
トリュフォーの長編第11作目。
10年前の『突然炎のごとく』と同じ作者アンリ=ピエール・ロシェによるベストセラー小説『二人の英国女性と大陸』(1958)の映画化作品。
美しいイギリス人姉妹とフラ…
ゴダールが政治に傾倒しつつあったこの時代の文脈に呑気な古典のような雰囲気が合っていなかったことは察することができるとしても、この作品が当時は評論家からも一般観客からも不評だったなんて信じられない。ど…
>>続きを読むサングラスをかけたステーシー・テンデターがかなり本気で良い。声も良い。ジャン=ピエール・レオの相変わらず巡り合わせの悪そうな不運な顔もまた良い。良し悪しはともかく個人的にトリュフォーベストかもしれな…
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