「月の寵児たち」が好きだったので、ジョージア時代の作品も見なければと。やっぱり面白かった。なんだろうこれは。ピロスマ二の顔ハメおじさんすごくないですか。
体制批判をしてるのは分かるけどやっぱりそれ…
おじ萌え映画すぎる不条理ブラックコメディ。とにかく画面がすごいし音も面白い。ビリヤードの音が銃撃戦の如くバチバチと音を立てる。
ソ連の計画経済を批判しながらもここまで軽やかな青春映画に仕立て上げる手…
わりと直接的に当時の計画経済を批判した映画。『唯一、ゲオルギア』でソ連時代も結構自由に作品が作れたと言及していたのはこういうことかと理解した。
ジョージア時代のイオセリアーニ作品としては珍しい長回し…
強めのモテ女が「注文なんて取りに来ると思う?」ってカフェで煽って、注文しに行くも「待ってろ」といわれてしまうし、コーヒー取りに行っても次々に取られて終いには彼女がいなくなって、謎のテーブルになってて…
>>続きを読む見終わったらめちゃワイン飲みたくなる。樽の中にするりと入るおじさんは『トスカーナの〜』でもあった。飲むと歌いたくなるのはなぜ、という意味でも、青年ニコのまっすぐで不器用な生き様や喧嘩して顔にあざ作る…
>>続きを読むいきなり始まるグルジアワインの伝統的な醸造過程。
それが終わるとワイン醸造工場に勤める鑑定士の青年の物語が始まる。
これも面白かったです。
最初に映し出された古くからの醸造過程がどう工業化され…
かなり面白かった。『自転車泥棒』くらい胸に迫る不条理さに悔しくなるのに、とにかく面白い。
主人公の愚鈍なまでのまっすぐさが、とても素敵だった。
単純に、完成度が高い。物語も、カメラも。手すりを滑り落…