九州の矢野組の娘、竜子(藤純子)は父を殺され、犯人を捜す旅に出る。
途中、旅の博徒、片桐(高倉健)と知り合う。
そして大阪に犯人はいたが、片桐の弟分だった。
藤純子の凛々しさがすべてで、高倉健とのロ…
いやいやいやいや......
あのフリ、あの流れ、あのラストでお竜じゃなくて健さん演じる片桐がとどめ刺すなんてことある?
折角拳銃まで持ってきたのに...
お竜のピンチにすぐさまかけつけ…
何気なく見た映画だったが、予想外の面白さに驚いた。
片桐役の高倉健のカッコ良さは言うに及ばないが、緋牡丹のお竜役の藤純子が何より素晴らしい。
22歳とは思えない色気、胆力、何より美しさの中に凛とした…
赤に染る背景で藤純子が渡世人として自己紹介するオープニングがかっこいい。ラストでは矢野組の組長としてもう1回挨拶するが、藤純子に寄っていくカメラの動きが、藤純子の引退記念映画である『関東緋桜一家』を…
>>続きを読む《ちょっと待ちなっせ!》
〝姐さん。余計な口をはさむと怪我をするぜ〟〝女だと思って舐めなすな。イカサマで損をしたのはアンタだけじゃなかばい。渡世のしきたり通りきっちりかたばつけてもらいましょう!〟
…
牡丹を核に配した山下耕作演出と、キャラの立った鈴木則文脚本の融合。登場人物がみんなお竜大好き。白から赤に色が変わるクレジットタイトルも格好良い。
赤ら顔にちょび髭の若山富三郎のコメディリリーフも良…
やっぱり良いな〜緋牡丹博徒!
定番のシナリオながら
山下耕作のシッカリした演出と
ツボを心得た鈴木則文のシナリオに気にならず
フグ新の散り際には思わず涙が・・・
お竜さんも我らが熊虎親分も良いけ…
私は、雰囲気が陰気で粗製濫造気味の東映任侠映画を毛嫌いしていたが、旅行中の札幌オールナイトで、梶芽衣子目当ての「女囚701号さそり」と併映の「博奕打ち外伝」が全くの初体験で、後年、名画座でしこたま観…
>>続きを読む 藤純子主演、緋牡丹博徒シリーズの第一作。熊本県の田舎町を仕切るヤクザ、矢野組の一人娘の竜子(藤純子)が、父親を殺された犯人探して復讐の旅に出る。
冒頭、シネスコを生かした横長の画で鉄火場を宗教画…