長年に渡り多くの人間に成済まし演技してきた老スパイ。
他人を演じ続けてるうちに本当の自分が誰なのか分からなくなってしまった悲哀と重すぎる倦怠感。
ポーズとしてのアンニュイでなく、生き死にを賭け続けて…
何とも切ないラスト。スパイも人間なんだなあ。
やっぱりリチャード・バートンは渋くてかっこいい。ムントの俳優もどこかで見たことあると思ったら、『恐怖の報酬』で爆死したビンバ役だったのか。味のあるいい演…
私は誰あれ? ****
世にスパイほど孤独な「職業」はない。本作のアレックス・リーマス(リャード・バートン)、彼ほど孤独な男に映画で出会うことはあまりなかった。
1963年、東西ベル…
このレビューはネタバレを含みます
何でこんなに評価が低いのかわからなさすぎる。
これはもっと評価されるべきやつ。
冷戦真っ只中の時代に、
冷戦下のリアルなスパイを描く。
本物感がやべぇぇぇぇ
敵を騙すにはまず味方から。
と言…
『裏切りのサーカス』と同じく、ジョン・ル・カレの小説を原作とした、冷戦時代の激渋スパイ映画(モノクロ作品)。邦題がなぜか原作と微妙〜に違う。
ジョン・ル・カレ作品の面白さは、「スパイという専門職」…
お国のための汚い仕事。こういうのが本当のスパイなのだと思います。地味な生活を送っていますが、心が休まることは無さそうです。話が複雑なので予習しました。ゾクゾクヒリヒリする作品でした。あっけないラスト…
>>続きを読む1965年に米・英でつくられたマーティン・リット監督。ジョン・ル・カレ原作のサスペンス。イギリス情報部の密命を帯びて東ドイツに潜入したスパイの末路は……。
渋すぎっすリチャード・バートン。ザ・スパ…
渋 ~~い!激シブ!素晴らしかった!
スパイ・サスペンス映画の隠れた名作だと思う。
モノクロの陰影と構図、ムード満点の音楽、哀愁まみれの渋おじオーラにひたひたに浸れるカッコ良い作品だった。
冷戦…