様々な問題を提起していて、考えさせられるドキュメンタリー。
監督の言わんとすることは理解できるし、その骨格に対して、監督が興味を持った者などのシークエンスを巧みに絡ませた構成は見ごたえがある。
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飽食・飽物の世界とグラヌール(収集する人々)の世界を結びつける、"拾う"という行為に着目する。モノを拾うという、その行為には、貧しい者も富める者も、老いも若いも、関係がない。ただ、皆、一様に謙虚げに…
>>続きを読むあの有名なミレーの「落穂拾い」
今では誰もしなくなったと言うが
廃棄された食物
打ち捨てられた食材
収穫されず枯れる農作物
ゴミとして捨てられる家具
それを
生活の苦しさから
金銭に変える為に
まだ…
監督おちゃめでかわいすぎ
私も針のない時計が似合うおばあちゃんになりたい
トラックを指で囲みたい
忘れないように色んなものを拾って帰りたい
落穂拾いは、拾うまでにかかった時間や労力も愛おしいんだろ…
レンズのフタのダンスの尺が思った以上にあって最高だった。
ユーモアがたくさん詰まった映像に時折挟まれるバチバチに決まったショットが美しいし度肝を抜かれる。
過ぎて行く時間が無くならないよう記録する映…
拾うこと、についての映画。
落穂、トラクターが拾い漏れた果実、捨てられた人形、廃品回収、なんとなく気が向いて撮った映像、、ある見方だとゴミ、ガラクタだけれど、その人の見方とその素材の組み立て方によっ…
落ちたものを食べる人が理知的な猿に見える。
人間もハート型のジャガイモみたいに優生でないと見なされたものは社会からこぼれて、優生的な社会に生きてる人から見えないようにされる。そういう視座から見えない…
(c) ciné tamaris 2000