舞台はイタリアとフランス。
主人公のマルチェロが幼い時に同性愛と拳銃がもたらしたトラウマを抱え、それを払拭するように当時の支配的社会階級に身を埋めんとする欲求によりマルチェロ自身の人間性が欠落して…
ベルトルッチにとっての映画の美しさとは、いったい何を意味したのだろう?
そのことを自分なりにつかんでおきたくなり、数年前に彼の作品にいくつか触れたことがある。17歳のときに、教授(坂本龍一)が音楽…
圧倒的に画が強かった。
技法がどうのこうのはわからんが、そんな自分でも息を呑むようなシーンがたくさん。これ29歳でつくったん?どんな人生を生きたら若くしてこんな作品を創れるんやろか。すごい。
ス…
すごいことが起きた。以前、帽子を被った男が青い街並みを歩いてるのを引きで写した写真をネットで見つけ、あまりに素敵でカメラロールに保存したんだけど、この作品の一瞬を切り取ったものだったと判明し大興奮。…
>>続きを読む私的一度観ただけでは良さが分からない作品の代表格。物語自体はそう複雑ではないものの、随所に散りばめられている政治的要素や諧謔の鋭さに見る度に驚かされる。
豪華な映像と美しい音楽、そして魅惑的なキャス…
普通に固執し、周囲に流されていく男の物語。
この評価になったのは、完全に自分の理解不足が原因だと思う。演出の一つひとつが何らかのメタファーなのだろうが、いまの自分には教養も鑑賞力も足りず、うまく受…
例えば優美の中に退廃を、あるいは無秩序の中に端麗をつい見出してしまうのは、ショットそのものに込められた執念と、それに裏づけられた圧倒的な完成度だと思うദി- ̫ -)
ファシズムという今や普遍的に…
映像が絵画の様に素敵で、監督と撮影のこだわりを感じました。
ストーリーは、ファシズムに傾倒した主人公が、うにゃうにゃしながら自分探しをしていて、あまり応援する気にはなりませんでしたが、なにせそこは…
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