アンナ・マグダレーナ・バッハの日記に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』に投稿された感想・評価

lune
5.0

18世紀初頭のヨーロッパ,宗教改革や戦争の影響を受けた時代背景が彼の音楽に深い層を与えていたと..
生きた時代の混乱と対立が,彼の旋律にどれほど深い意味を与えていたのかが伝わってきました。

音楽へ…

>>続きを読む
siro
5.0
映画体験として今までに経験したことのない感覚。
リアリズムとか、そういう次元ではない。
nada
5.0
大学生の時以来の視聴。
完璧。当時の人物、道具、空気、時代が再現されているかのような錯覚に眩暈がする。ほとんどドキュメンタリーと見間違えてしまう完全なフィクション。凄すぎる。

ストローブ=ユイレの三作目。バッハの三十代後半を語る資料と、二番目の妻、アンナ・マグダレーナのナレーション。そして、グスタフ・レオンハルトの演奏で構成した厳格で、ストローブ=ユイレの完全主義を貫いた…

>>続きを読む
5.0

一発目の演奏シーン、カメラが動く瞬間と伴奏が始まる瞬間が一致していて気持ち良すぎる。ただ厳格なだけでなく、こういう事も出来ちゃう。
ただ微妙にカメラが遅れていて、伴奏が始まった事に驚いてカメラが動い…

>>続きを読む
4.2

バッハの妻視点で語られるバッハの生涯についてのお話

大学図書館にて。
マジで永遠と音楽を演奏してるだけで凄すぎる。バッハの生涯、事件、家族の死などの出来事は殆ど資料とナレーションのみで語られ、それ…

>>続きを読む
あぁ
4.5

「今年は天候がいいから葬式が少なく、仕事がない」ドイツの冬は厳しいぜ...

アンナ・マクダレーナがまた夫に作ってもらった曲弾いてるよ、気に入ってるのかな、と呑気に考えていたら、子供が2人死んだと当…

>>続きを読む

ストローブ=ユイレ
at アテネ・フランセ

グスタフ・レオンハルト御大扮するバッハの後半生を妻の視点から描く、という構成。上映時間のほとんどをバッハの曲の素晴らしい演奏で占めており、音楽的喜びに満…

>>続きを読む
4.7

バッハの後半生を2番目の妻アンナ・マグダレーナが語る、という映画です。
後に巨匠となったレオンハルトとアーノンクールの音楽はオーセンティックそのもので、しかも考古学的なものでなく音楽的喜びに満ちてい…

>>続きを読む
煙
4.6
常に異なる画角。ズームアウト。透徹した構図。チェンバロを弾きながら指揮するグスタフ・レオンハルトと松明と歪んだ背景。波打ち際の月。盲目のまなざし。

あなたにおすすめの記事