鬱映画、胸糞映画の有名作なのでバッドエンドだとは知ってたけどここまでメンタル削られるとは思わなかった。
ここまで、途中で観るのをやめたくなる映画は初めて。
妄想のミュージカルシーンが余計に胸をえ…
鬱映画と名高いので避けてきたけどようやく鑑賞。
想像していたよりもセルマは周りの人に恵まれていて驚いた。
失明に近づくにつれて、手を差し伸べてくれている人の優しさが見えなくなっていっているんだろ…
遺伝によって目が見えなくなっていくセルマ
息子だけは守ろうと目の手術のお金を
コツコツ貯めていた
ほとんどのミュージカルみたいな
ハッピーエンド主義ではないところが気に入った
自分より息子を守ったセ…
主人公を全肯定はできないが、完璧な選択をし続けるのは困難だと思う。
その中で自分の考えと息子への愛に基づいて行動し続けたところに、人間として母としての強かさと美しさを感じることができた。
同時に人間…
演者達の表現力、観衆の心の揺動を事細かに予期したであろうシーンワークには退屈させられないものがあった
主人公の取捨選択に、不遇へと立ち向かう不屈の精神、その美しさらしいものが苦々しくも感じ取られる
…
彼女には時間がない
見えなくなっていく目に絶望するのではなく、息子に未来を託す意志の強さ
世界には音が満ちていて、いつだって踊ることができる
音楽が大好きで優しい盲の彼女に暴力を強要した
家を貸して…