ツァイ・ミンリャンは役者の扱い方が上手いし、リー・カーションの演技は相変わらず惹きつけられる。植物人間という難しい役どころを演じられるのは監督と俳優の信頼関係が築かれているからだと思う。映画を観てい…
>>続きを読む最初のカットで植物人間の男が映され映画が始まる。長回しで映されるもひたすら寝たきりなので何も物語は起きずこいつは絶対主人公じゃない。その植物人間の男と同様に手厚い看病を受けるシャオカンもかなり主人公…
>>続きを読む東京フィルメックスのクロージング上映。タイトルは「黒眼圏」だった。リー・カーションがチェン・シャンチーと彷徨する。そして辿り着いた場所は…。これで118分。退屈かといえば、そんなことはない。不思議な…
>>続きを読む(別媒体から感想を転記)
2023/11/25
わりと好きな方の蔡明亮作品。でっかい廃墟の造形がとても美しく、『台北ストーリー』を思い出した。それからなんといっても世界最遅のスピードで流れてくるベ…
噂には聞いていたが、ここまでひどいとは。
129年の映画史上最低の露悪アート、アートですらない映画だったとは。
早送りで全30秒飛び飛びで見るが、ショットがゼロだ。
カンヌもやばいが、アジアはことに…
【第63回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『河』ツァイ・ミンリャン監督作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され、カイエ・デュ・シネマ誌トップ10では第10位に選出された。
ミンリャ…
やたらとマットレスを持って移動するね、この作品は。マレーシアが舞台の作品、色んな国籍の人が生活する場所。介護する人とされる人。決して裕福ではなく寧ろ貧しいだろうに、道で倒れる人間を助ける優しい青年…
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