フランスは自分を語ることができる国だから観ていて羨ましくなった。自己を男性と女性のどちらもを愛せる女性として語り、少女は自分の過去で、愛する人は自分の性的な肉体の分身で、殆ど彼女が裸体を引き受ける。…
>>続きを読む艶やかな夜の舗道に始まる格好良い映画。ロール・マルサックをボンネットに乗せ車を走らせるシーンが異様。戦いに終止符を打つ力を所持した彼女の全てを達観したような眼差し、それは完全に擬人化した”何か“で、…
>>続きを読む元恋人アルマの帰りを待つ、キャロルと謎の少女。夫アンドリューと共に帰ってきたアルマは、キャロルとの再会を喜ぶ。もう昔のようには戻れないと2人はわかっているが、思いが断ち切れず、ホテルで激しい感情をぶ…
>>続きを読むドワイヨン映画を見ているぞ!という感覚にどっぷり浸かった。ある夫婦と妻の恋人の女性という三角関係を中心に、感情そのままをストレートにヒステリックにぶつけ合う様を見せつけられた。
アルマ(ジェーン・…
衝撃。
フレンチ版テルマ&ルイーズとも言うべき女性ふたりの逃亡劇、愛することの見苦しさと苦痛。
人が誰かを愛するときに全力なのは、引いては自分を守るためーそんなエゴが垣間見える
愛し合"ってしまっ…
主演のジェーン・バーキンは、公開時には既に監督のジャック・ドワイヨンと結婚していたようだ。そのジェーン・バーキンはバイセクシャルの役柄で、旦那役はジェーンの実兄のアンドリュー・バーキン。ジェーンを奪…
>>続きを読む5人全員頭おかしいんだけど 前情報で登場人物全員ヤバい映画と聞いてたので意外と受け入れられた マルーシュカ・デートメルス、ゴダールの『カルメンという名の女』を観て以来好きな女優だったので退屈しなかっ…
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