奪われた拳銃を追う映画である。
その中のワンシーンに、身代金に使われたお札を照合するシーンがある。
誘拐犯は身代金を「古いお札」で要求してくる。ナンバーが揃っていなければ、使ってもバレないからだ…
新米刑事がスリに遭い、
拳銃を盗まれる。その盗まれた
拳銃で傷害事件が起きてしまう。
日本映画に刑事物のジャンルを
確立した記念すべき作品。
刑事と犯人の息詰まる攻防を
当時の闇市、スラム街、ホ…
このレビューはネタバレを含みます
NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
自分の拳銃🔫を掏られて犯行に使われてしまった罪悪感、ふがいない自分への苛立ちや怒り、自分と似た境遇の犯人への同情、捜査と連日の猛暑による疲弊……。今に身…
1949年作品。戦後4年だから戦争の爪痕が映像に残る。米がまだ配給だった時代。米穀配給通帳(遊佐が持っていたのは家庭用主要食糧購入通帳となっている)が身分証として機能し、拳銃購入の際の担保になってい…
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戦後の荒廃と酷暑のなかで、同じ復員兵でありながら刑事と犯人に分かれた村上と湯佐を通して、本作は、人間を分けるものが本質的な善悪ではなく、偶然や環境にすぎないという冷酷な現実を描いている。汗にまみれた…
>>続きを読む菊千代 + 勘兵衛 vs ○○○
半分くらい聞き取れなかったけどとても満足、わたしの好みの映画ばっか作ってくれてありがとう黒澤明。メッセージ性がわたしの言いたい言い訳の口調によく似てるから親近感を抱…
スられた拳銃から戦後の貧困を覗く
極限の環境下で野良犬のように過ごしてた者が、拳銃を手にして狂犬になってしまったらどうなるのか。戦後復興の闇の部分が描かれていて良かった。
自分の過失から次々と被害が…
このレビューはネタバレを含みます
黒澤のサスペンスはすごい映画しかない・・。大傑作。
太平洋戦争の終戦から4年。
世間では自分たちは軍部によって犠牲にさせられたという被害者意識が強かったメディアや日本の中で、黒澤明は国民にも戦争の…