邦画刑事ドラマの
先駆けも黒澤明。
そのプロットは
今も定番として
受け継がれている…
「野良犬」
「裸の町」に遅れること一年。戦後復興中の東京を舞台に、ロケを敢行したリアルな刑事ドラマの傑作で…
ラストの犯人を追い詰めていく魅せ方は素晴らしかった。
7つの弾丸が入った銃が盗まれてそれによっていくつかの悲劇が起こっていくってのも面白い。
面白かったけど刑事物×黒澤明の食い合わせは少しよくない…
戦後日本の生活を色濃く描いた作品
自分はあまりはまらなかったが、綺麗なワンピースを買うために盗むなんかよりもっと酷いことをしなくちゃ私たちは買えやしないというセリフが耳に痛い
実際の闇市にて潜りで…
〖1940年代映画:サスペンス:新東宝:映画芸術協会:ATB〗
1949年製作で、終戦直後の東京を舞台に、拳銃を盗まれた若い刑事がベテラン刑事と共に犯人を追い求める姿を描いた、黒澤監督初の犯罪サスペ…
戦後、日本人は持っていた価値観が大きく変わってしまった。大きな傷を抱えた帰還兵を待ち構えていた絶望。
統制経済の崩壊に伴い闇市や闇取引が横行した時代。貧しさゆえか、どこか荒んでいて裏社会で生きる人々…
同じ黒澤監督の探偵サスペンスものといえば「天国と地獄」という最高の作品があるが、今作はそれには及んでいないと思った。しかし、映像は美しく、毎シーンブロッキングしているのが素晴しい。基本的に地味なシー…
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1948年まで足掛け3年間続いた東宝労働争議の影響で、黒澤が他社の協力を得て撮り上げた作品だという。旧権力を解体し民主主義を浸透させる目的で、GHQが肝いりで作らせた労働組合の運動を、巨匠黒澤明は…
茹だるような暑さの中、満員バスに乗った新米刑事の村上(三船敏朗)は、そこでスリにあい、拳銃を奪われてしまう。村上は、めぼしい前科者への聞き込みを始めるのだが、遂にはその拳銃による発砲事件が発生してし…
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