ヴィム・ヴェンダース監督作品、
『都会のアリス』『まわり道』『さすらい』と続く
ロードムービー三部作。
都会を彷徨いながら、彼らの内面の心象風景を
モノクロ映像とどこか寂しいメロディとともに
描き出…
飛行機の中で、男が撮った写真を見てアリスが言う。「きれいな写真。空っぽね」男はそれを聞いて、ふっと笑う。
この短いやりとりがとても好きだった。
アリスは、彼の“空虚さ”を見抜いているようだったし、男…
陰画としてのビルドゥングスロマーン(Bildungsroman, 成長物語)について、ヴィム・ヴェンダースの作品を観ると、いつも考えさせられることになる。
主に19世紀のドイツで、ゲーテによる『ヴ…
母親がいなくなった少女と、しがない作家である中年男性との、モノクロロードムービー。
少女とおっさんの関係がなんとも愛らしい。
これ、白黒だからカラーより画面の情報量が制限されるからいいんだろうなと思…