波の塔の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『波の塔』に投稿された感想・評価

5.0

下諏訪から下部温泉などいってみたさ過ぎる温泉場の数々で松本清張的名所を押さえつつも、都内のあちこちも昭和は素敵ねぇー。和光みたいなとこでパッフェやニューグランドでのお茶。ネコちゃんのファムファタル的…

>>続きを読む
otom
5.0

世の中狭いなァってくらいに芋づる式に繋がるミラクルな設定も全然不自然に感じないのは、人の心の成り行きを丁寧に描いているからと思われる。ほぼワンちゃんみたいな髪型の有馬ネコちゃんで、本人は大して悪くな…

>>続きを読む
3.3

 有馬稲子は小生の断トツの贔屓の女優。彼女の代表作は「はだかっ子」かもしれないが、この作品が女性としての魅力を発揮したNo.1.作品かも。相手役の津川雅彦は通常の二枚目としか演じていないのが、大人の…

>>続きを読む
YAZ
3.5

松本清張原作の観る

検事卵の小野木は具合悪そうな
頼子を助ける。後日彼女から連
絡があり関係持つが頼子が自分
には夫がいると告白して

監督 中村登
不倫と汚職。汚職は人間として最低だと
言い切る…

>>続きを読む

松本清張原作のサスペンス作品映像化。若干ご都合主義なところもあるが、根底に流れる"悪は許さじ"の精神は正に清張節。映像的面白味はないが、原作の良さで押し切れるから清張はやはり凄いなと。時刻表も相変わ…

>>続きを読む
清張の減殺を損ねることなく、中村登が監督したミステリーロマンの傑作。人詰めと検事の恋。深大寺、樹海など忘れ得ぬシーン。
2日続けて逃避行に現れない女を観賞←「夜の片鱗」
不倫は高くつく、というメッセージは今や貴重。
というか、エリート階級を強く憎む松本清張原作。
悪い奴等は通俗的。有馬稲子のエロスは目を引く。

『波の塔』は、原作はもちろん、さまざまなドラマでも視聴している。これは、これで、納得の行く出来であろうが、しかし、何か、入りこめない。
新幹線も携帯もない時代の街の風景、今はもう失われた、さまざまな…

>>続きを読む

松本清張原作の政官財汚職事件にメロドラマを交えたベテラン中村登監督の松竹お得意路線の水準作。ライバル岡田茉莉子に負けじと東京地検特捜部検事津川雅彦とのラブシーンを演じた贈賄犯南原宏治の妻有馬稲子が、…

>>続きを読む

✔️🔸『波の塔』(3.3)  及び🔸『ギャング対Gメン』(3.4)▶️▶️

 1960年代序盤日本映画、興業に陰りが見え始めた頃、ヌーヴェル・ヴァーグの余波受けつつも、それを主流とは認めず、より鈍…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事