四季
産まれては死ぬ
移り変わって流れては繰り返す季節
どんな過ちを犯しても冬の次には春が来る
変化する事の悲しみ、時の経過が寂しさを纏う山間の田舎町
緑色の木々が生い茂って勇壮な夏、葉が落ちて茶色…
眠る男の周りで動き続ける季節。巨大な何かに突き動かされている小さな人間。静かなトーンかと思いきや大胆で鋭利でビビットな要素も散りばめられていて、このバランス感覚素晴らしすぎてたまらない。日本人の民間…
>>続きを読む小栗康平は、どこかテオ・アンゲロプロスに似ていると思っていたのだが、この作品は『ブンミおじさんの森』のアピチャートポン・ウィーラセータクン監督を思い出してしまった。
群馬の山深い村で男が木から落ち…
『元気でねてるよ。』
矛盾と混沌の宇宙の中でまんまるの星に住むわたしたち。まんまるのお月さまの放つ妖艶な魅惑。おかあさんのまんまるの乳輪とおなかの中。まあるくてゆっくり回る水車。たゆたうそれぞれの詩…
なんたる美しさ
うっとりしてる間に終わってしまった
世界をこんな風に切り取ることができるのは小栗康平だけだろう
そしてそれを映画という芸術に落とし込めるのもこの人だけだ
全カットポストカードにして…