戦争と人間 第三部 完結篇に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 3ページ目

「戦争と人間 第三部 完結篇」に投稿された感想・評価

Saadiyat

Saadiyatの感想・評価

3.5

1973年昭和48年の戦争大作第3部。山本薩夫監督の力量で尻すぼみ気味の映画がなんとか収まっています。伍代グループが出て来なくなっちゃって残念。
左翼の山本監督の反戦思想が最後まで貫かれています。吉…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.6

【1973年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
前二作と比べると力尽きた感がある。浅丘ルリ子のエピソードがなんとなく中途半端で違和感がある。

それでも骨太で強引にでも話をひっぱるようなストー…

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最終章、日中全面戦争に突入した軍部はノモンハン国境で対ソ連とも激突、前線に投入された伍代家次男俊介(北大路)と俊介友人で次女順子(吉永)の恋人標(山本圭)の運命を中心に展開。圧倒的物量差の中、撤退な…

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三四郎

三四郎の感想・評価

3.5

この時代は右翼思想・国粋主義が蔓延していたから、赤(共産主義)の人々が一見、正当なことを言っているように思える。いや、事実、赤の理想主義的考えに賛同する。しかし、現実は厳しい。所詮、夢物語に過ぎない…

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glee8991

glee8991の感想・評価

4.0

記録。 2021-6

3部作の3作目。

日中戦争突入からノモンハン終結までのあらすじ。

北大路欣也演じる伍代の次男は生き延びたが、長女が本当に愛していた高橋英樹演じる柘植隊長は戦死する。

時…

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temmacho

temmachoの感想・評価

3.3

シリーズ第三部にて完結篇。

ドロ沼の日中戦争も終わらないのにソ連とも戦争が始まった…

戦争を利用して拡大する財閥の息子が最前線で苦闘する。
もはや戦況は予断を許さない。

ソ連・満洲の…

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panda

pandaの感想・評価

4.0

なんのため
誰のための戦争か。
虚しさばかり。

この後、戦禍は日本国内にも及ぶ。

かき過ぎた欲。金、権力、大義。
人の命も自分の命も軽んじて、心をなくして。

史実は全て貴重。
それを伝える立場…

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このレビューはネタバレを含みます

2022/8/29
原作は、大河小説で戦後まで描かれている。今は、電子書籍にもなっているので読む気になれば読めると一念発起して2年半かかって読み切った。第三部に新人助監督として参加し八路軍のお兄さん…

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ソ連の映画から戦闘場面を流用したり(『ヨーロッパの解放』らしい)これまで使ってなかった当時のフィルムをたくさん使っていてお金が大変そうな雰囲気もあったが、それでも戦闘場面の規模の大きさは日本映画でほ…

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2014年8月19日
日本映画専門チャンネルにて鑑賞。
第一部、第二部は、冒頭の説明で補完。
ノモンハン事件のシーンは、ソ連の協力で撮影されただけあって、迫力満点。
さぞかし、劇場の大スクリーンだと…

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