失語症になった女優と堕胎経験のある看護婦の療養話。かなりシンプルな話だけど話が進むにつれてお互いの存在がクロスしていき、もはやどちらの話なのか、そもそも看護婦は存在したのか分からなくなって本当に気味…
>>続きを読む難しい。女優と看護師の奇妙な療養生活の中で繰り広げられる、思考と想像と疑念。どこまでが現実で、どこからが妄想なのか。いつの間にか女性と看護師がシンクロして、もはやどちらがどちらの話をしているのかさえ…
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1967年 スウェーデン🇸🇪映画
監督はイングマール・ベイルマン
連休中にベイルマンを3本観たいと思いレンタルした。
「野いちご」(1957)
「叫びとささやき」(1972)
そして「…
このレビューはネタバレを含みます
“無口なエリザベートに気持ちよく喋る様から一転、彼女が怒りを覚えたのは手紙を盗みして「見ることによって消費されていた」ことに気づくからだ。
それはエリザベートが舞台上で、見られることに対して理不尽さ…
なんか凄いものを観た。
海辺でアルマがエリザーベトを追いかけるシーンや2人で重なり合う場面なんて、ベッタベタな恋愛描写なんだけど、ラストで2人が重なり合う姿は完全にホラー。
アルマの髪の分け方で彼…
初イングマール・ベルイマン監督作品。失語状態の女優エリザベートと看護師アルマの海辺での療養を中心としつつ、2人の境界線が曖昧になっていく様を描いた作品。
何の脈絡もないような物が連続的に映し出…