このレビューはネタバレを含みます
アルコール依存症が兄に隠れてお酒を飲んで地に堕ちていく週末。
父親がアルコール依存症だったから、序盤のコメディからシリアスに悩んでいく後半に移行していくとこが妙にリアルに感じられた。楽しくお酒を飲…
一人のアル中の男の話なのに、先がどうなるのか気になって仕方がない。
途中少し笑える要素もありつつ、持続した緊張感があり、こちらが幻覚を見ているのだと錯覚するほどに、アル中の人の見る幻覚がしっかりと…
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「なあ、何でそんなに酒を飲むんだ?」
「忘れたい事があるからさ…」
「忘れたい事ってどんな事だよ?」
「……忘れちまったよ」グビッ(本筋とは関係なし)
アルコール中毒の小説家が主人公…
「失われた週末」
第18回アカデミー賞作品賞及び第1回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品。アルコール依存症を題材にしたドラマ。
アルコール依存症をエンタメに落とし込んでいて面白いことは面白い…
アルコール依存症で売れない作家の主人公・バーナム(レイ・ミランド)は幻聴のように語りかけてくる酒の誘惑を「バイオリンのような細い声」として表現する。実際に映画のなかでは、アル中男の不安定な心理を体現…
>>続きを読むビリー・ワイルダー監督によるアルコール中毒症の男を描いた作品。
主人公のアル中男が四苦八苦する姿を終始描いているのだが、やはり面白い。
しかもまるでホラー映画のように腹の底からゾワゾワする怖さが…