電話ゲームに参加していく心理がよく分からなかった。もちろん電話ゲームがやりたかったのだろうが、ゲイの中に一人ストレートが入り込んでしまうという特異な状況をもう少し生かせればよかったのにと思ってしまい…
>>続きを読むそれぞれの抱えている不安がひとところに集まってしまったせいで渦巻き、破滅的だった。親しさゆえの軽妙な罵倒・揶揄というのは、蓄積することで十分に攻撃的なものになってしまうと思う。カウボーイがひたすら馬…
>>続きを読むよくできた演劇の映画化だ! という感じ。たしかにめちゃくちゃ面白いのだが、やはり後半の電話ゲームのくだりはある程度「そういう展開」に耐性がないと見るのしんどいと思う。濱口竜介「PASSION」のゲー…
>>続きを読む誕生パーティに集まった、7人のゲイ。M・クロウリー原作の舞台劇をフリードキンが映画化。フリードキンは、79ねんに「クルージング」を撮っている。こちらはホモ連続殺人を捜査するため、ハードゲイに扮したア…
>>続きを読む【1972年キネマ旬報外国映画ベストテン 第6位】
『エクソシスト』ウィリアム・フリードキン監督がマート・クロウリーの舞台劇『ボーイズ・イン・ザ・バンド』を映画化した作品。ハリウッド映画史上初めてゲ…
再鑑賞。
フリードキン監督作。
元は舞台劇。
舞台の配役をそのまま起用、オネエ系の俳優さん以外は全てゲイ、ハリウッドが初めて同性愛を真正面から描いた作品として有名。
ゲイ仲間ハロルドの誕生日…
登場人物は9人。
そのうちの8人はゲイ。
その8人の中の一人ハロルドの誕生日パーティーを開くために、ホスト役のマイケルは恋人のドナルド(もちろんゲイです)と一緒に自宅で準備をしていた。
その途中、…
名女優ナタリー・ウッドが経済的援助をしてくれて、マート・クロウリーが脚本を書き上げたこと。
ハリウッドで最初の、同性愛を扱った作品ということ。
出演する役者のほとんどが実際のゲイで、彼らはエイズで亡…
同性愛者の集まりからの危険なゲームという流れは舞台をそのまま映画化したという感じでフリードキンらしさはあまり全面に出ていなかったけれど、それでもゲイという人間を単なる偶像にせず身近にいるキャラクター…
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