エリックロメールの映画のみやすさというのは引用の仕方が会話の中で自然な形で取り入れられてるからだと思う。
哲学教師の主人公はパーティで知り合った女学生と仲良くなり、ややこしい家族関係に足を突っ込むこ…
哲学教師の主人公がパーティである女の子と出会い、その家族の騒動ともいえない日常の恋愛悶着に巻き込まれます。会話の自然さ、特に引用の自然さ、クレバーさ、かと思えばノーガードで打ちまくります。日常は日常…
>>続きを読む感動することは、どれだけ言葉を尽くしても他者を理解しようとする態度や自身を内省する態度が登場人物にあること。
しかしどれだけの言葉と態度を示しても埋まることがない距離が、クローゼットの上から落ちて…
エリック・ロメール初鑑賞。一言、なにこれおもろい。
首飾り一つを紛失しただけで揺れ動く人間関係が、質素な部屋の中や可愛らしい庭といったこぢんまりとしたロケーションで、しかもあまりにも早い決断と場面…
今回は勘違いだったから良かったものの、男の知らないところで女性は冷戦の如く陰湿で静かな戦いを日夜繰り広げているというのは知ってはいるので、何となく今回それが垣間見えた気がした。哲学の話はよく分かんな…
>>続きを読む©1989 Les Films du Losange