古書店での銃乱射殺人事件の犯人を追う刑事3人(水谷豊・永島敏行・谷啓)が殺された客3人(中原理恵他)との因果関係を洗うサスペンス仕立てで展開するがテーマは題名が示す“何気ない日常での幸福”。刑事永島…
>>続きを読む初見は十九歳だったので、
みんな不幸じゃないか。
何で、幸福?
数十年ぶりに、渋谷のTSUTAYAの市川崑コーナーで発見し鑑賞。銀残し懐かしい。wikiで、監督はモノクロで撮影したかったがプロデュ…
市川崑監督作品だが、エド・マクベイン原作なので面白かった。
全体的にシルバー・カラーでの映像。
最初は新鮮な感じもするが、全編通して観ると、「やっぱり普通のカラーで、この時代を観たかった」と思う。…
黒澤『野良犬』の正統なる系譜。終戦直後の東京の夏は、高度成長が止まった昭和晩年のそれに舞台を変えたが、ネットもケータイも無い世界の刑事たちは自らの足で歩き、聞き、格闘する。これぞ職業映画。
そして…
銀残しという手法を用い、グレーがかった世界観を構築。現代劇でありながらも、どこか異世界に引きづり込まれるような面白さがある。
本筋はミステリー推理ものではあるが、仕事を言い訳に家庭を顧みなかったた…