加藤泰監督の観る
時次郎は相棒の朝吉と共に気
ままな旅続ける。一宿一飯の
世話なった一家で助っ人頼ま
れる時次郎は断るが朝吉は
脚本 鈴木尚之/掛礼昌裕
長谷川伸原作戯曲の8度目の映画化
戯曲…
どこにカメラ置いて撮ってんだよってぐらいのロングショットの連発で面白い。正直本筋が辛気臭すぎて渥美清との旅がもっと観たかったんだけど、タイムジャンプからの再会は泣いた。モブの「やくざが虫けらなら、百…
>>続きを読む加藤泰らしさしかなかったけど、すぐ出てきた人物のアップをとっても観客としては何も感じ取れないというのが正直なところ。多分もっと尺使えばさらに加藤泰の思い通りにいけたけど90分に納めなきゃいけない的な…
>>続きを読む寝転びながら鼻ほじって観ていたのだが、序盤の血飛沫で「おっ、おもしろい」と鼻ほじる手を止め、その後渥美清が消えたときは「只事ではない」と起き上がりその後は夢中で観た。女を失った主人公の心情を吐露する…
>>続きを読む吹く風が冷たくなると股旅ものが観たくなる。
気が進まなくとも義理のためには筋を通さなければ稼業を生きていられない。
「ヤクザなんて虫けらみたいなもんだ」
美学ではない。時次郎の苦悩が全編を通して描…
正直、股旅ものって何がいいのか分からない。一宿一飯の義理とかで縁も所縁もまして恨みなんかもない人を殺すなんて不条理もいいとこ。どんな格好をつけようと人殺しは人殺し。まあ確かに錦之助さんはかっこいいけ…
>>続きを読む©東映