「わたしの慈悲深さと善良さを体を重ねることで相手に知らしめる」これは彼女の崇高な行為であって、この台詞の通り、どのシーンも美しい。
喪失への不安を持ち合わせている。初めから、得るということはいつか失…
天安門事件(中国) < 恋愛・ヒューマンドラマ
といったところです。
主人公の女の子の顔がなかなかタイプで、彼女が煙草をくわえる姿はとてもかっこいいです。
「愛のコリーダ」をしっかり見た自分なの…
大学生の頃。散らかった薄暗い寮。平手打ち。上下青ジャージの男。数年経って仕事もし始めた頃。柵のない屋上。トラックの荷台。ベルリンの壁。道を埋める隊列。腫れた目尻。全てに灰色が混ざる。日記を読み続ける…
>>続きを読む2006年中国映画。ロウ・イエ監督。
ハオ・レイ、グオ・シャオドン。
天安門事件を扱った作品であることと、その過激な性描写から
ロウ・イエ監督が5年間の映画制作禁止を受けたという
いわくつきの作品…
すれ違い、またくっつき合う男女の話。恋とは暴力的なものであった事を思い起こさせる1本。
天安門事件を起点に話が変わっていくものの、事件の内容自体はあまりシナリオとは関係なく、変な先入観無しに1本の…