このレビューはネタバレを含みます
無差別殺人事件の実行犯の家族4人と元教団員1名が、教団のロッジで一晩を過ごす物語。
ホームカメラで撮っているようなドキュメンタリー調の撮影方法が特徴的。現在と過去の様々な場面が入れ替わりで流れてくる…
演者の声が小さかったり噛んだり半笑いだったり、ブレるカメラや最初から最後まで一切の劇伴がないことだったり、まるでドキュメンタリーのような宗教と家族がテーマのドラマらしからぬドラマ。そして最後に唐突に…
>>続きを読むこんなに引き込まれると思ってなかった!
気まずすぎるカットやキャラの関係性を考えての立ち振る舞いや会話がリアルすぎてこっちまで気まずい笑モゴモゴ喋っててところどころ何言ってるかわかんないのに映像とし…
なんだか随分昔にこんな映画を観た気がすると思ったら、ワンダフルライフだ。二十歳頃の自分が是枝監督のファンになったきっかけの作品でもあるけど、十年後の今、是枝監督の初期作品であることを忘れたままこの作…
>>続きを読むフィルムの質感、夜だか昼だかわからないくらい黒くつぶれちゃってる感じがなんとも言えず良い…
桟橋の情景が時間によって見え方が違い、どれも美しかった…
最後のシーンの色味なんて最高だよ。
ドキュメン…
一作目二作目に続いて、三作目であるここでも死とその先の人々を描く是枝さん。
ワンダフルライフで感じたドキュメンタリー調はここでさらに強化されて、演技的にも撮り方的にも、演者が有名な俳優さんでなけれ…
豪華な俳優陣でありながらホームビデオみたいな質感だったりゴニョゴニョ何言ってるか分からない感じが当時のミニシアター味を感じた。
舞台がバブル崩壊後の清里の寂れた駅の山奥なのも大好き。
序盤の宿での気…
ぼくの青春の映画
今は無い渋谷のシネマライズで見たことが大きい
ここで少し変わった色々な映画を見たものだ
配信化されていなくて少し苦労して数年前に見たけれどあっけなくUNEXTにラインナップさ…
是枝監督得意のドキュメンタリー風な撮り方で、現実そのものが浮かびあがります。
説明は一切なしで現在起こっているできごと、あるいは過去のできごとだけが淡々と描かれる。そこから少しずつ伝わってくるものが…