大前提として原作漫画の完成度がすさまじく、基本的に映画も原作準拠で物語が進むため、いい作品であることは確か。
京ちゃんを夕凪の街でも登場させたり、打越さんと旭さん二人での会話シーンを増やしたりと、…
寝る前に漫画版を久々に読み「やっぱり素晴らしい!」と止まらくなり深夜一時からの視聴に踏み切りました。(当然ですが朝が辛すぎた…)
こうの史代先生の原作が凄過ぎるので実写化にはやはり難易度が高いで…
ひさしぶりにツボりました。かんざしを介して想いが受け継がれていくこと。被曝にあったが故の理不尽で想いが絶たれたり、偏見や差別、健康への遺伝的な不安などの環境。
全くもって想像を越える人生を強いられ…
【2007年キネマ旬報日本映画ベストテン 第9位】
『この世界の片隅に』こうの史代の同名漫画を『半落ち』佐々部清監督が映画化した作品。前半の主人公を演じた麻生久美子は毎日映画コンクールなど数々の主演…
被爆後の人たちの思いが、静かだけど強く心に届く映画だった。
皆美(麻生久美子)が、「誰かに死んでほしいと願われた自分~」と語ったときにはハッとした。
そんな苦悩もあるんだ、被爆者の苦悩には数限りが…
広島に落ちた原爆ではなく、その放射能の恐怖にさらされる皆実。
日常生活にもひっそり忍び寄る被爆に怯えながらも、意中の男性に告白される幸せも味わう。
前半はここで終わり、後半桜の国の2部構成で家系と…
一部は結構力が入っていると感じられる悪くない出来。麻生久美子も良かったし。
しかし二部は正直テレビドラマレベル。まぁ―色々事情があったのだろう。
しかし、出来うんぬんは抜きにして全く悲しい話・・・…
2018-11-22記。
「長崎の人と結婚しなさんなよ」と、いつもは明るい近所のおばちゃんが急に真顔になって言った。私が長崎大学に行くと話した時のことである。原爆投下から35年も経ってるのに。
直…