地下水道の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『地下水道』に投稿された感想・評価

ヤギ
4.0
アンジェイ・ワイダ「抵抗3部作」第2作。
ナチス占領下のワルシャワで起きた「ワルシャワ蜂起」。地下水道に逃げ込んだ蜂起軍の地獄巡り。希望と絶望のコントラストが容赦ない。
izu
3.7

1944年、8月。第二次大戦中のポーランド。戦火で廃墟と化した首都ワルシャワではパルチザン部隊がドイツ軍への抵抗を続けていたが、抵抗は虚しく悲惨な最終段階に達していた。打開策として、市の中央部に行く…

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溺死
3.5

地下水道に入ってからの閉塞感が半端ない。ごく自然である静けさが、我々観客ごと不安と恐怖、この「地下水道」に道連れ。ギリギリの極限状態で地下水道を通ろうなんて話なもんだから、地下水道に入った時点で最初…

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turkey
5.0

名作である事になんら異存はない、しかし、閉所恐怖症の自分にとって二度と観たくない作品でもある。
この地下水道は「第三の男」のようにロマンティックでもエキゾチックでもなく、東宝の「美女と液体人間」のよ…

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ナチによって、地下水道に追い込まれたレジスタンスの逃亡。出口には鉄格子があって上がれない。そして象徴的なのは、後続がいると信じて地上に出るが、誰も付いてこない。再びマンホールに潜るのだ。
祇園会館にて
KM
4.4

過去視聴。
客観視できる時限定だけど、絶望を突き詰めて突き詰めて突き詰めたものは芸術になり得るんだと思い知った映画。
登場人物たちは笑えてくるほどの絶望を味わってるのに、画面を通すとどこを切りとって…

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ポーランドのアンジェイワイダ監督の出世作
ポーランドの首都ワルシャワへのドイツ軍侵攻、後退するポーランド軍
戦争と地下水道どちらも出口が見えない
しかもその両方を経験した人間は正しい判断は出来なくな…

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ワルシャワ蜂起時のレジスタンスや戦後共産化したポーランド社会におけるその末路を描いた「抵抗三部作」のひとつ。監督のアンジェイ・ワイダと共同で脚本を執筆したスタビンスキーの実体験に基づく作品で、地下水…

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Saki
4.5
授業で鑑賞。ポーランド映画は初めて観たのだが最初の作品でずっと忘れられないような、もはやトラウマになるような強いインパクトがあった
reina
4.1

とにかく苦しく辛すぎる映画だった。なのに地下水道いる彼らの映像はあまりにも美しすぎてその対比が恐ろしかった。でも過去のポーランドの人々の苦しみは到底こんな程度のものではなかったのだろう。光が見えない…

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