地下水道の作品情報・感想・評価

地下水道1956年製作の映画)

KANAL

製作国:

上映時間:96分

ジャンル:

4.0

『地下水道』に投稿された感想・評価

b
4.7
このレビューはネタバレを含みます

(少なくとも)抵抗三部作はネオレアリズモ的アプローチで戦争映画を、という印象です。
僕のネオレアリズモの印象は意図的な起伏のないストーリーと主人公が非運な状況の中で懸命にもがくが...努力は虚しく途…

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強いイメージを残した
「暗渠」を知る
ヤギ
4.0
アンジェイ・ワイダ「抵抗3部作」第2作。
ナチス占領下のワルシャワで起きた「ワルシャワ蜂起」。地下水道に逃げ込んだ蜂起軍の地獄巡り。希望と絶望のコントラストが容赦ない。
izu
3.7

1944年、8月。第二次大戦中のポーランド。戦火で廃墟と化した首都ワルシャワではパルチザン部隊がドイツ軍への抵抗を続けていたが、抵抗は虚しく悲惨な最終段階に達していた。打開策として、市の中央部に行く…

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溺死
3.5

地下水道に入ってからの閉塞感が半端ない。ごく自然である静けさが、我々観客ごと不安と恐怖、この「地下水道」に道連れ。ギリギリの極限状態で地下水道を通ろうなんて話なもんだから、地下水道に入った時点で最初…

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5.0

名作である事になんら異存はない、しかし、閉所恐怖症の自分にとって二度と観たくない作品でもある。
この地下水道は「第三の男」のようにロマンティックでもエキゾチックでもなく、東宝の「美女と液体人間」のよ…

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ナチによって、地下水道に追い込まれたレジスタンスの逃亡。出口には鉄格子があって上がれない。そして象徴的なのは、後続がいると信じて地上に出るが、誰も付いてこない。再びマンホールに潜るのだ。
祇園会館にて
KM
4.4

過去視聴。
客観視できる時限定だけど、絶望を突き詰めて突き詰めて突き詰めたものは芸術になり得るんだと思い知った映画。
登場人物たちは笑えてくるほどの絶望を味わってるのに、画面を通すとどこを切りとって…

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このレビューはネタバレを含みます

抵抗三部作❷

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📍あらすじ
1944年のワルシャワ蜂起はドイツ軍の圧勝でポーランド勢は壊滅状態だった。ザドラ中尉の率い…

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Jaya
3.4
このレビューはネタバレを含みます

ワルシャワ蜂起で国内軍のザトラ中尉率いる部隊がドイツ軍に包囲されたモロコフから市街地へと下水道から脱出を図るけど辿り着けないお話。実際は1.5kmほどの距離とのこと。

冒頭での迫力ある映像に期待し…

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