傑作。1944年ワルシャワ蜂起、ポーランド軍の抵抗も虚しくナチスドイツの攻撃は苛烈に。狭く暗く汚い地下水道を這って歩いていく抵抗軍。
前門の虎、後門の狼、ナチスとソ連に板挟みのポーランド。地下水道…
死の濃密な気配に満ちるどん詰まりの地下水道を彷徨う。祈りもなければ救いもない。ただ頭打ちの絶望感だけがあって、真っ暗な水路ばかりが延々と続く単調なショットの連続の底には確かに終わりの足跡が忍び寄って…
>>続きを読む強烈な絶望。世代と比べて急にパンチが強くなった。地下水道に入るのは後半からで、前半ではキャラ紹介や戦闘シーンが描かれる。ここについてはショットがかっこいいくらいで特筆するところはないが、ゴリアテがで…
>>続きを読む 終戦80周年ということで各国の戦争映画を
ポーランドのアンジェイ・ワイダ監督作品
ドイツ軍によってワルシャワ蜂起までいたったポーランド軍はソ連軍の援護が来るまでなんとか持ちこたえようとし、地…
抵抗三部作の2本目。前回から状況も変わりだいぶ追い詰められてる。だいぶ消耗。ほぼ壊滅状態。
地下に入ってからジャンルが変わるようで面白い。より精神的にも肉体的にも追い詰められる。後半の絶望感。そして…
名作である事になんら異存はない、しかし、閉所恐怖症の自分にとって二度と観たくない作品でもある。
この地下水道は「第三の男」のようにロマンティックでもエキゾチックでもなく、東宝の「美女と液体人間」のよ…