「懺悔」が傑作だったので今回のジョージア映画祭で祈り三部作の残りを観られることを楽しみにしていた。いつもジョージア映画祭(テンキズ・アブラゼ作品の上映)は過ぎてから気づいて後悔していたので、今年は1…
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祈りから続けて。
もうタイトル、サムネイル、チラシ詐欺。
カラーになるまでジョージアには色々あったんだろうなぁ、というのがそこかしこに散りばめられているんだけれど、やっぱりカラーだし、若者だし、な…
祈り三部作の2作目にして前作とは打って変わってコメディ調の群像劇らしきものが始まり驚く。クストリッツァ映画のような狂騒さ、自由すぎる人々の無軌道な振る舞いを捉えながら、この映画にしても最終的に行き着…
>>続きを読む冒頭の赤い花畑の中で白馬が云々のシーンが美しすぎて衝撃受けた。もはや名前も覚えていないあの女の子が可愛すぎて良い。
前作(?)の『祈り』よりは見やすい。
何はともあれ、雰囲気だけ掴んで爆睡ぶっこ…
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権威や既存の価値観に対する向き合い方を描いた作品のように感じた。理想を追求する者、真理を見出そうとする者、権威におもねる者、信じて疑わない者、しがみつく者、静かに見守る者、そしてただただ翻弄される者…
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ジョージアの巨匠、テンギズ・アブラゼ監督「祈り三部作」の第二作。原作は同時代同郷の最も高名な詩人ジョルジ・レオニゼ の短編小説。
20世紀初頭、ロシア第二次革命でソ連に加わる直前のジョージア。春、…
祈り3部作の第2作目のと事で、この2作目のタイトルである「希望の樹」には全然なり得ない内容でおる。
真ん中の作品だから前後を観てないと何とも言えないけれど、とにかく近代化する以前の古い因習の中で生き…
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