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気狂いピエロ1965年製作の映画)

Pierrot le Fou

上映日:1967年07月07日

製作国・地域:

上映時間:109分

3.8

あらすじ

みんなの反応

  • 色彩が綺麗で、表現方法がすごいペガパンクで活力に溢れている
  • ゴダール監督の自己表現がどドンと表現されている
  • アンナ・カリーナの美しさが際立っている
  • 作品は前衛的な芸術性だけでなく、しっかり楽しめる映画
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『気狂いピエロ』に投稿された感想・評価

Bata
3.5
このレビューはネタバレを含みます

映画において鑑賞者の身体は殺される。

しかし、この映画においては
俳優が鑑賞者を見るシーンが散見される。
ピエロが「お気楽娘さ」と観客に振り向いて言う。
マリアンヌは「ああ」と納得する。
マリアン…

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本のタイトルでやりとりしてみたり、やってることはかわらないのにアンナ・カリーナが"かわいいおれの新妻"から"ファムファタール"になっていくにつれてどんどん絶望に近づいていくし、意地悪なアンジェラ、歪…

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3.0
人を殺し、車を奪って逃走中という状況にしては危機感はない。ダラダラと二人で舞って詩を語って言い争ったりしている。途中何回も寝てしまった。ラストのダイナマイトがあってこそ評価された作品だと思う。
ゴダールもゴダール自身にあぐらをかいている感覚。コメディにしては笑えないし、悲劇にしてはわけがわからない。これを観るくらいなら、同じシネスコでカラーの「女は女である」を観たほうがいい。

素晴らしい映像を撮る監督は色々いるが、作品で革命を起こせる監督は今のところ、ホドロフスキーとゴダールしか知らない。「イメージの本」ではコラージュの技法を極限まで突き詰め、所与のものとされていた要素を…

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3.7
フランス版ボニーとクライド
まだ自由の女神がパリにあった頃
プジョー404トレビアン
よ
-
このレビューはネタバレを含みます

パッション以来のゴダール

男と女の朗読劇と映像を一緒にやってるようなポエティック逃避行

フランスの海の陰影結構いい

全体的にATG作品みを感じるし(特にナレーションで入る詩的な会話劇)、車ぐる…

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4.0

北野武のソナチネの初期タイトルは、沖縄ピエロだったらしい。たしかに、ソナチネに本作のオマージュと思われるシーンがいくつか存在することがわかった。2作品とも死の匂いが漂っている。ソナチネは直線的に死に…

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今の退屈が幸せだったと思えるのか、このスリリングな短い時間を生と実感できるのか。
それは人それぞれ、ラストの思いつきダイナマイトはアホの様に見えて、ピエロいやフェルディナンの心境を良く捉えている。
new
3.0

「ピエロ」と呼ばれるフェルディナンは、退屈な結婚生活から抜け出したいという衝動に駆られ、偶然再会した昔の恋人マリアンヌと一夜を過ごす。翌朝、見知らぬ男の死体を見つけた2人は逃避行を始めるが、やがてマ…

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