一昔前のコテコテの大映ドラマみたいだし、やけに画面が美しいし、見入ってしまった。学のある若い女の子がこんな一夫多妻制のドロドロしたとこに嫁いで、うまく立ち回るかと思いきや、振り回されて、最後あんなん…
>>続きを読む【紅の人形の哀しみ】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のチャン・イーモウ映画『紅夢』を観ました。これが大変美しい作品でありました。
左右対象のお屋敷に一人の女が入っていく。頌蓮(コン・リー)…
1920年代。主人公は大学に行くほどの才女ながら父親が急死し金銭的に困窮。退学し金持ちの第四夫人となる。そこは主人の寵愛を巡る女の争いの場でもあった。上手く立ち回れない彼女は問題行動を次々と犯し、つ…
>>続きを読む初、中国映画。
場所は変わらないし登場人物も覚えきれる程度しか出てこないのにバカみたく面白い。
タイトル通り赤が印象的。赤を際立たせる積雪、翳り。ストーリーは暗め。
初めのショットから目を奪わ…
女の内なる狂気を静かで日常的な空気感で演出している凄まじい作品だった。お屋敷が荘厳でありながらもとても閉鎖的でまるで囚われているかのような窮屈さを覚えて主人公含めた夫人たちの心を具現化しているようで…
>>続きを読む