無茶長いけど、上映当時画面を凝視してしまったよん。
陰毛がでたら機械的にモザイクをかけていたそんな時代をこの映画が打ち破った。
長い映画は、2時間で終わる映画と違う時間がゆったりと流れていて好…
30分もあれば読み切ってしまうであろうバルザックの原作が4時間の映画になった。小説ではできなかった絵画が絵画たるべく存在するプロセスを映画はこうして写し撮ることができるし、それだからこそこんなに長い…
>>続きを読む舞台のようなアトリエの中で一つの絵画を作りあげる過程において、画家=ミシェル・ピコリとモデル=エマニュエル・ベアールの関係がその主従関係を逆転させながら激しくスパークし、完成された絵画は現実界として…
>>続きを読む野心をさらけ出すようで実は隠すための会話。画材の擦れる音。
ジェーン・バーキンとエマニュエル・ベアール、どちらもあまり好きでないが、この2人でないとこんな映画にはならなかったかもしれない。
エマニ…
2016.8.11@早稲田松竹
《早稲田松竹クラシックスvol.115 ジャック・リヴェット特集》
とりわけ前半部の一つ一つ確かめるように為される、どこかリミテッドアニメーションをおもわせるカット…
老画家とモデル、2人の全存在を賭けた創造への闘い。形態を超えた描線の本質へ迫ろうとするミシェル・ピコリとエマニュエル・ベアールの対峙から浮かび上がる、奇妙な関係性に宙吊りにされ続ける4時間。
ベルナ…
2016/8/11 早稲田松竹
寝不足で挑むにはだいぶしんどく、静かで内面的な映画だったが、絵を描く行為を通して登場人物の心情が少しずつ描かれ、また成長していく様子が丁寧に展開されていった。
静…