原題は「死刑囚は逃げた、あるいは風は己の望む所に吹く」
1943年リヨン、ナチスに捕らえられたフランス軍中尉の主人公のナレーションで進んでいく。ひたすら地味にロープを作る。言葉は力になる。ここでもや…
僕が一番好きな脱獄映画はベッケルの「穴」なのだが、本作は脱獄に関してそれとは真逆のアプローチをとっていながら、同じくらいすごい映画だった。
「穴」では強い男達の間で芽生える信頼、つながり、彼らの屈強…
これはハマらず。普通に夜遅くに見たからクソ眠かったんだけど、ランスロやバルタザールはこの時間帯で普通に見れたので、多分面白くなかったんだろう。
個人的にはこの映画でブレッソンの厳格なルールが、舞台設…
フォンテーヌの爬虫類みたいな表情がめちゃくちゃ独特でいいなとおもてたらこのかた俳優じゃなかったのね、素晴らしい
鉄格子に顔押し付けてるシーンは会話、モノローグどれも良かった、希望について隣室の老人と…
ロベール・ブレッソンらしく厳格な画面構成と哲学的なダイアローグが印象的な脱獄映画。其処彼処にドストエフスキーなどのロシア文学の影響が垣間見れる。
全編ド素人の役者を起用し、ブツブツ独り言を言いなが…
初ブレッソン。
'禁欲的'とパッケージにあったが、向かうべき点が唯一でただそれのみを映しているのに好感が持てた一方、少々のコメディ要素もあり退屈しなかった。
本来の観方ではないのだろうけれど、「…