原題『Un condamne a mort s'est echappe ou Le vent souffle ou il veut』(1956)
監督・脚本 : ロベール・ブレッソン
撮影 : レ…
■一人の若いレジスタンスが脱獄する映画〜🎬■
かなりドキドキしました〜♡
無駄がないロベール・ブレッソン監督の作品。
ブレッソン監督の作品の中でも好きな方かな〜
『スリ』も好きだ…
フランス軍の中尉がドイツ軍に捕らえられて刑務所に入獄します。そこからはひたすらプリミティブに脱獄の計画を描きます。外の世界は一切映し出されません。ただただ独房のなかで計画を練り、下準備をし、実行に移…
>>続きを読むバルタザール、スリの2本を観てすっかりブレッソンに心酔してしまった。モーツアルトがたまにかかる程度で相変わらず黙々と脱獄に向かって精進する。信仰にも似た感じで話は、進行していく。監督自身の宗教観が丸…
>>続きを読む[凄まじい緊迫感]
最初から最後まで、凄まじい緊迫感だった。こちらの胃が痛むほどだった。
ストレートで、一気に行く。独房の中のあらゆるものを脱獄の道具にしていくその綿密さに驚いた。さすが…
終始、息を飲んでいた。
心臓の鼓動が早くなり、祈るような気持ちで見ていた。
フォンテーヌと共に暗闇のなかをただ生きていた気持ちになった。
こんな作品は、そう何度も出会うことができるものではないだ…
フランス人大佐アンリ・ドヴィニの手記に基づく実話。
1943年ドイツ軍に占領されてしまったフランス、リヨンでフォンテーヌ中尉はスパイ容疑で投獄されてしまう。
投獄された多くの人が死を待つだけの日々…
ブレッソンらしい「余分を削ぎ落とした」純度の高い映画。
脱獄映画といえばサスペンスやアクションを思い浮かべがちだが、この作品では派手な盛り上げは一切なく、囚人のわずかな所作、木片を削る音、縄を結ぶ指…