このレビューはネタバレを含みます
牢獄という狭い空間での繰り返しの生活
カメラの位置、光を捉えたショット、テンポよいカット割で脱獄へのプロセスがするすると進んでいく
準備は着々と進む一方でずっと変わらない彼のシャツ、発砲の音だけが…
とてつもなく静かな脱獄。決してドラマチックではないが、100分間続く緊張感であっという間に見終わってしまった。回想など時間や空間が変わることなくただただ脱獄する様子を流れていく時間通りに丁寧に描いて…
>>続きを読む用心しろ。
ドイツの占領下のリヨンで、男は脱出不可能な監獄から脱獄する計画を立てていた。
面白い!初ロベール・ブレッソン。
脱獄する緻密な計画を丁寧に描かれていた。身の回りのものを駆使して行動…
かなり面白かったしTSUTAYAでふと手に取ったからこそ出会いが嬉しかった
刑務所ライフハックが詰まってて、時代背景こそ残酷で実話っていう衝撃もあり!常に日記の文章みたいな主人公の声と一緒に映像が…
モノローグと並行し展開する男の脱獄劇を追った終始主観的なカメラワークは、観客へ半強制的に"追わせる"ことをする。全てが恣意的で冷淡な人物の行為とカメラ。目、手の動き、ベッドへ座り立ち上がる、綱を下ろ…
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レジスタンス運動で捕まり死刑宣告を受けたフォンテーヌ中尉が、脱獄不可能と言われる監獄から脱走しようとする。
もうハラハラ・ドキドキ。
終盤は観てるだけのこちらまで自然に耳を澄ませ、持ってるマグカッ…
また大好きな作品が見つかってしまった。
ブレッソンの作家性と監獄って完璧な舞台設定。
自己認識に優れて尚且つそれの表現方法を熟知してる監督が良い映画監督だと改めて思い知らされた。
中盤から中尉の実…