炎上のネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

『炎上』に投稿されたネタバレ・内容・結末

またTwitterでやらしたのかおい。


これはよくない。
まず、様々な出会いや事件が主人公・溝口(市川雷蔵)の身に起きるのだが、それらのシーンとシーンとが離散的にしか繋がっておらず、滑らかさなど…

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驟閣寺の坊主溝口吾市が驟閣寺に放火するに至るまでのお話。「完全に架空」と出る割に原作三島由紀夫とのクレジットもしっかり出てる。

溝口こと市川雷蔵の内気で鬱屈してる学生の演技は素晴らしかったです。相…

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さんざん女の思いやりを嘲っていた仲代が、怒りの新珠三千代に「カタワがしょーもないこと喋って!(ストレート 167km/h)」とかまされヒステリーオネエ化するのがツボ。

三島があえて避けたであろう自…

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「誰も俺のことわかってくれへん」

この世に絶望した溝口青年が上の言葉を洩らす。そして、金閣寺(映画では"驟閣寺(しゅうかくじ)")に火をつける。
映画を見終わり、新宿を歩きながら自分はどもりの溝口…

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その一番の姿は、物語の時間の飛び方にある。同じ日を描いてると思ったらとっくに数年経っていたり、何かおかしいと気づいた時には数年前の回想になってる。そのつなぎ方があまりにも自然、観ていると人間の概念を…

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(半年前以上に鑑賞なのでうろ覚えですが、)
三島の膨大な思考の軌跡である金閣寺を平坦に解釈しなおした、映像表現らしい金閣寺と感じた。美への妄執よりもルサンチマンにフォーカスした構成の、潔い切り捨ては…

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ある一人の青年が金閣寺を燃やしてしまったなどと、センセーショナルな事後報告だけを聞かされてしまえば、観客にはおよそ、その気の違ってしまった主人公への感情移入など許されるはずがないと思ってしまうはずだ…

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三島由紀夫の小説「金閣寺」を元に、細かい設定を変えて市川崑が映画化した作品。

主演の市川雷蔵といえば時代劇の大スターだけれども、この映画は現代劇。
特にメイキャップもない雷蔵(当時28歳)は普通の…

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