哀しみのトリスターナに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『哀しみのトリスターナ』に投稿された感想・評価

tomoko
4.3

トリスターナの最初の純粋な少女から最後の悪女への変貌ぶりが凄まじい。サトルノに窓から裸体を見せるところは、サトルノ引いてた。昔のトリスターナではないと衝撃を受けてた。

一度失ったと思ったものが再び…

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簡潔に言えばカトリーヌ・ドヌーヴが擬似足長スケベおじさんに陵辱されて逃げ出す話。下賎な私にはブルジョワどもの思考は理解に苦しい。
反撥よりも好きかも。
SANKOU
4.3

このレビューはネタバレを含みます

道徳や既成概念、貞操観念をぶち破る作品を作り続けた鬼才ルイス・ブニュエル。
『ビリディアナ』に比べると露骨な神への冒涜と貞淑であることへの挑発は抑えられ、また同じカトリーヌ・ドヌーヴ主演の『昼顔』に…

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5.0
メンヘラ好色じじい…と思いながら見てたらいつの間にかどこかへ飛ばされた。善も悪もない世界。そこでは時の流れも異なる。

ブニュエル晩年の作品ながら、前衛主義の感覚は衰えることなく、生首と鐘の夢などにうかがえる。そして、フェルナンド・レイとドヌーヴの怨念、嫌悪、執着がラストの窓開けに至る。
この窓開けは、ルキノ・ヴィス…

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4.4

【没落貴族ロペの末路】

ルイス・ブニュエル監督の1970年の作品。

〈あらすじ〉
20年代末のスペイン、16歳のトリスターナは両親に死なれ、母の知人の初老の没落貴族ドン・ロぺに引きとられる。彼女…

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男根主義というか、身なりとか付き人で主張する誇示文化というか。70年の時点でそこを「貞淑批判」に結びつけるのは、早すぎる感性やとは思う。
ショパンの『革命』が引用されてるあたりからも、ロペのパターナリズムからの脱却と復讐を描いた作品なんだろうけど、それだけじゃ割り切れないこの映画の素晴らしさがある。特に神秘的な官能性の表現は抜群に良い。
yh
4.3

このレビューはネタバレを含みます

終盤、松葉杖で廊下を延々と往復し、会合の後ろでその音が響くシーン、かなり不気味でめちゃくちゃ良かった。
4.2
欲望のあいまいな対象よりも歪んだ性愛の形。
ルイス・ブニュエルは意地悪で面白い。

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