このレビューはネタバレを含みます
気の向くままにJホラー作品を観ていく。
今回は1968年公開の『牡丹燈籠』。
中国の怪奇小説をもとに、1860年代に三遊亭圓朝が作った落語の怪談噺が原作。
脚本は依田義賢で、監督は山本薩夫。
シ…
明治時代に一世を風靡したという怪談物語😨日本のホラーの原点とも言うべき「恨めしや~」という人の呪いとか怨みとかおどろおどろしい部分が結構怖い。夜、人が寝静まった丑三つ時?に「カランコロン」という足…
>>続きを読む【寸評】
日本三大怪談と呼ばれる『怪談牡丹燈籠』の映画化した作品。
全体的にレベルが高く、数ある映像化されている作品の中でも比較的にレベルの高い部類に入ると思う。
前半と後半でいっきり作品のテイスト…
このレビューはネタバレを含みます
灯籠流しのシーンがとくに良かった。
新三郎は何も罰当たりなことをしていないし、善人だからこそ幽霊に見つかったというのが美しくて悲しい。
幽霊の浮遊の表現がすごいということで観たけど、確かに凄かった…
あぁ〜よい!
話が知りたくて軽く見ようと思ったら、
美しくて哀しくていじらしくって見入ってしまった。
足がなくて滑るように動く幽霊の描き方、熱い。着物の裾だけユラユラ揺れて。
純粋な怪談、魅力的だ。…
新三郎と寝てるお露の身体がガチ骸骨というよりかは骨が皮膚から浮き出てるって感じが新しい。理科室の標本みたいな骸骨だったらギャグだけど、骸骨と人間の狭間っていうのがまたアブジェクション。
あと足を隠す…
このレビューはネタバレを含みます
・なかなかの怪作。時代劇から通じている撮り方と構図は現代の時代劇とも異なりかなり目新しく感じる。
・落語由来のお話も忠実に再現されている。半蔵のお話も完結するようにうまくオチがついている。
・ベスト…