お、これは復讐の連鎖映画かな??を真っ向からぶちのめすおはなし。
一作目『祈り』は寝たからわからんけど、二作目『希望の樹』は祈っても救われない物語だった。テンギズ・アブラゼ監督がこの三作を三部作…
長い。祈り三部作のうち最も弛緩している。
前2作の完璧さに対し見劣りは否めない。
しかしそれでもビンタ、丸太、懺悔、自殺等の抜群の良シーンで満足感は高い。ラストの切れ味も素晴らしいし。
でもやっぱ…
ユジク阿佐ヶ谷にて。先に観た同監督の『祈り』に比べ、ストーリーが分かりやすく、こちらはしっかり鑑賞することができた。スターリン時代の独裁政治を、架空の都市の独裁者を告発するという形で痛烈に批判した内…
>>続きを読む全体主義と恐怖政治に反抗を示したクーデター的内容。
ソビエト社会主義という一つの体制が終わる寸前に撮られた作品。
製作時は体制側の抑圧も弱くなっていたのだろう。今まで自由を制限されていた鬱屈や恨みを…
独裁政治に翻弄される親子を描いた作品でした。
意外とストーリーはしっかりとしていて、着々と進んでいく展開に目が離せませんでした。話が展開するごとに罪と道徳の矛盾?や複雑さが如実に現れてきて、何が善…
独裁を受け継ぎ正当化する市長親子。一人二役。
特に親父は得体の知れない人格で、正気とは思えない。
まず死者として何度も現れ、気味が悪くもシュール。
生前がまた薄気味悪くて、テノール美声を披露しつつ…
『祈り』トロリジー最終作である本作は前2作とは作風が異なり、時にコミカルな描写もある現代ドラマ。緻密な構成の中に様々な寓意が含まれているようでたいへん見応えがあった。
夫が奏でるピアノの音をバックに…
ソ連時代の(ジョージアでの)政治的怒声がある少女の生を侵した、その数十年後、政治家の死を知った彼女は墓を掘り返しに行く......(架空都市ということらしい
大傑作。三部作を、祈り、希望の樹、懺…
(c) Georgia Film ,1984 (c) RUSCICO, 2003