日本のいちばん長い日に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『日本のいちばん長い日』に投稿された感想・評価

3.3

ドキュメンタリータッチで引き込まれた。
今のところ岡本喜八作品の中では本作が一番好き。
敗戦を認めたくない軍人達のクーデターは鬼気迫るものがあった。

しかしこの時代の役者の顔は現代と全然違うなとし…

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思想も立場も超えて、“国家の限界”に向き合った日を描いた作品。

右とか左とかの思想を超えたところに、
天皇という存在が“国民の精神そのもの”として存在していたことを、改めて突きつけられる。
誰もが…

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3.6

白黒だからこそ余計に緊張感がある!

玉音放送による第二次世界大戦の敗戦を阻止するために、海軍や陸軍が個別に暴れる、この取り返しのつかなくなっていく物語がとても面白かった。「戦争なんて無くなればいい…

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maro
3.6
リメイク版は鑑賞済。やはらりこちらもかなりの緊迫感。白黒な方がかえって臨場感があるかも。
高橋悦史が印象に残る。「貴様の精神の純粋さのみに同意する」はなかなかに名台詞。
とても生々しく目をそむく場面が多かった。ここまでのリアルは今の映画界では無理だと思う。知らない事だらけだった。

これは白黒で正解。異様な緊張感と真夏のじっとりした暑さが嫌と言うほど伝わる。

ぴっちりネクタイ締めてビシッと背広を着て脂汗にじませながらの閣議。軍帽を深くまで被った将校は汗と共に涙を流す。極限まで…

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4.0

監督 岡本喜八
脚本 橋本忍『羅生門』『七人の侍』『切腹』
製作 藤本真澄(東宝映画初代社長)、田中友幸

ポツダム宣言が西側から報告されて、お昼の12:00で陛下から言葉をもらうまでの冒頭をドキュ…

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天本英世の演技の良さと使いかたが神がかっていて、そればかり覚えている。
3.5

昭和20年8月の日本、日本政府はポツダム宣言を受け入れ全面降伏を決定する。ところがそれを阻止しようと陸軍将校たちと近衛師団はクーデターを起こそうとする。
ノンフィクション書籍「日本のいちばん長い日 …

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夏
4.0

1945年8月14日正午12時から8月15日正午12時の玉音放送までの長い長い一日

鈴木総理大臣が小津安二郎「東京物語」のお父さん、笠智衆で、途中から総理に何かあったら許さないという気持ちに。笠智…

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