藤本真澄東宝が興行不信に喘ぐ中で製作された戦争大作であり、東宝35周年記念番組として製作された本作は、復興から経済成長へと続く「戦後」の中で、それでも続く「ベトナム戦争」と間近に迫る「70年安保」を…
>>続きを読む2024/8/11
この季節どうしても観てしまう本作。天本英世と黒沢年男の顔面迫力観るだけで嬉しくなる。天本英世、最高!
2020/8/4
今回4Kリマスター(2Kダウンコンバート)で見直す。画質音…
「日本帝国のお葬式」
【はじめに】
本当に長い1日であった。1945年8月14日の正午に昭和天皇が戦争終結を御聖断されてから、8月15日の正午に玉音放送が流れるまで…
午前十時の映画祭10にて鑑賞。
2015年版が娯楽映画とするなら、この1967版はドキュメンタリー映画だと思う。
そう思うぐらい岡本喜八監督の後世へあの悲惨な戦争を繰り返しては行けない!と伝えようと…
「終戦の日のドキュメンタリー」。
そう聞くと、どうせ教科書みたいな退屈な映画だろ、とタカをくくっていた。だけどわたしとしたことが、監督の名前を見落としていた。
岡本喜八。あの『肉弾』や『血と砂』を撮…
傑作。ほとんど戦争経験者が出演しているからか、軍人の話し方、天皇に対する考え方、戦争の考え方などとてもリアルな描写が多いように感じた。
ポツダム宣言を受諾することが決まる御前会議や、御前会議までの…
思想も立場も超えて、“国家の限界”に向き合った日を描いた作品。
右とか左とかの思想を超えたところに、
天皇という存在が“国民の精神そのもの”として存在していたことを、改めて突きつけられる。
誰もが…
白黒だからこそ余計に緊張感がある!
玉音放送による第二次世界大戦の敗戦を阻止するために、海軍や陸軍が個別に暴れる、この取り返しのつかなくなっていく物語がとても面白かった。「戦争なんて無くなればいい…