さすがジャック・ドゥミの奥さんって感じで花とか服、こだわった色彩が終始美しかった。けど、それに相反する中身にゾワッ!!が止まらない。ある意味ホラー。男ってそういうとこある、みたいな単純な言葉で片付け…
>>続きを読むヌーヴェルヴァーグの先駆者、アニエス・ヴァルダによる60年代フランス映画の代表的作品。
平凡だが幸せな家庭を築いた男が、妻とは別の女性を愛しながらも家庭に執着する姿を描き、どこまでも曖昧…
このレビューはネタバレを含みます
黄色が全体的に印象的だったし、ラストシーンの黄色も印象的だった。
二人の女に同じ顔で「愛している」と言うフランソワ。
ここで私はゴダールの「軽蔑」のカミーユを思い出した。
同じ顔で「愛しているわ」も…
ぶっ飛んだ昼メロ。線の細い色鉛筆でススッと描く可愛い壁紙感覚の画面。花束とか子供とか小物とか。もしくは写真集的。高速で画像を組み合わせる実験的な映像も面白かったり謎だったりと印象的。木の幹を中心に揺…
>>続きを読む【脳内御花畑の勧め】
アニエス ヴァルダの「バカ映画」。
ドライで異様な妙趣漂う劇伴が鳴り響く中、ある家族が平原を進んでゆく。ズンズンと進むその“行軍”に、幾度も〃〈花〉のカットが挿し込まれる…
アニエス・ヴァルダはとても好きです。
少女のような遊び心や大胆さと、女性らしい繊細さや色使いと、フェミニズムをそっと差し出してくれる。
シニカルに男性目線の幸せの形に疑問を投げかける、こんな悲しい話…
妻より積極的なセックスをするからという理由で他の女性と浮気をし、罪悪感もなくあっけらかんとしている夫。
妻も浮気相手も同じくらい好きで、2人を同時に愛している。
彼の、全て自分の都合の良いように考え…