宣伝からは「女子校における少女達の秘め事……」みたいないやらしさを感じさせるが、ファーストショットから誰もいない隙を見計らい学校に男を連れ込んでイチャイチャするという、安易な幻想を粉砕するシーンから…
>>続きを読む何回も観て
また、何年か経つと、また、観たくなる。
何気ない会話の中に
人には知られたくないけど、相手にはちょっと気づいて欲しいような
そんな想いが、
凄くわかる。
襟元のレースを直してあげて…
桜は毎年きれいに咲くけれど、女子高生に今年と同じ来年は来ない。
少女だけの淡い青春の雰囲気は、あまりに脆く耽美的でとてもリアルだった。
交錯する登場人物たちの視線のどれもが大切に描かれる吉田秋生作品…
出てくる高校生も校舎の雰囲気すら立教女学院見てるのかと思って勝手に涙出そうになった 立女に帰りたい
最初の上からの俯瞰ショットから長回しで櫻の園の語りが入るの、めちゃくちゃ演劇っぽくて好きだった 上…
チェーホフの舞台『櫻の園』の本番が始まるまでの少女たちの姿を描いた作品。
チェーホフや『櫻の園』は直接関係ないが、抑えられた音楽等の演出や主人公たちが日常の些細な悲喜こもごもに感情を揺さぶられながら…
部室や廊下、教室など、空間の見せ方が上手くて人物の出入りがよく描けているから、その場に居るような没入感が出てる。
映画の題材としては些事といっていい内容だけど、見せ方のダイナミックさと飾らなさが良い…