メフィストの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『メフィスト』に投稿された感想・評価

クラウス・マン原作を、イシュトヴァン・サボーが脚色、監督した。メフィスト役で名声を得た俳優が、ファシズムに利用される。「バーセイ・ネバーアゲイン」のラルゴ役で知られるクラウス・マリア・ブランダウアー…

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日本で上映された頃、ヨーロッパの歴史の中でナチスは最悪の重さがあり、それは今よりもっともっと重いテーマだった。
しかし本作は、ただナチスの罪を訴えているのとは違う。巻き込まれていく楽しさと恐ろしさを…

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Omizu
3.5

【第54回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
『太陽の雫』『華麗なる恋の舞台で』などのサボー・イシュトヴァーン監督作品。カンヌ映画祭で脚本賞を受賞、アカデミー賞では前年の『コンフィデンス/信頼』に続き…

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1920年代のドイツを舞台にナチスの庇護のもとで名優としての栄光の座を得た一人の役者の姿を描く。

1920年代の混乱のドイツ。ハンブルグ劇場で喝采を浴びる人気スターに燃えるような嫉妬を抱く男がい…

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wakana
3.7
MEPHISTO


'82年度のアカデミー外国映画賞を受賞。
西独=ハンガリー合作。
5.0

第54回アカデミー賞外国語映画賞。
イシュトヴァン・サボー監督作。

1920~30年代のドイツを舞台に、舞台俳優ヘンドリック・へーフゲンが辿る運命を描いたドラマ。

ナチズム・ファシズムの台頭を描…

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Jimmy
4.0

イシュトヴァン・サボー監督作品。

悪魔(メフィスト)を演じる俳優が、芸術主義で生きていこうとするが、ナチスに翻弄される姿を描いた映画。

サボー監督は、小さな国ハンガリーがナチスに踏みにじられるの…

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権力もまた麻薬である。仲間のフリをして近づき、気づいたら抜け出せなくなり、自身をも見失なう。照明(スポットライト)の使い方も意味深。芝居で悪魔を演じられる内は良かったが、現実に自分が悪魔の手先になっ…

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【世界シネマ大事典】ヨーロッパ映画
【みんなのシネマレビュー】平均0.0点/0人 https://www.jtnews.jp/cgi-bin/sf_rev.cgi?T=17607

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