ジャンヌモローが描く、13歳のパリっ子少女マリーが大人に成長していく思春期映画♬.*゚
南フランスのアヴィニョンの長閑な町が美しく心打たれる。厳しくも優しいシモーヌ・シニョレのお祖母ちゃま、おませな…
先日の『リリアン・ギッシュの肖像』に引き続き、ジャンヌ・モロー監督作。"少女期"を描いた映画であると同時に、“失われた時間”の哀しみをそっと胸に宿す回想録でもある。
物語の序盤、少女が両親と共に田…
これを戦前の回顧録、とすると腑に落ちる。戦争設定があるのとないのでは重みが全く異なる。思春期を真っ盛りのマリーの苦悩も、色恋に身を焦がす呑気な大人たちの苦悩も、このあと経験するであろう戦争に比べれば…
>>続きを読むもしこれまでジャンヌ・モローという女優の偉大さがこれらの作品を覆い隠してきたのならば、映画作家ジャンヌ・モローをそこから解き放つのではなく、女優であるとともに映画作家であるひとりのアーティスト、ジャ…
>>続きを読む女優としてその名を知らないものはいないであろう、ジャンヌ・モローだけれど、この作品を観た人は必ず、彼女の監督としての才能にも驚かされるに違いない。
そのくらい、先見性の高さとハイセンスな作家性に圧…
ノスタルジックな淡い色彩だけでも、この作品が愛おしいと思えてしまう。ジャンヌ・モローが監督、ナレーションも。センスの良さが光ってました。
南フランスの田舎の風景
優しい夏の光
瑞々しい緑
少女のワ…
映画を配信で鑑賞したのは9か月ぶり。
ジャンヌ・モローが監督した本作は昨年劇場(Yebisu garden cinema)で観たのですが、レビューを書くにあたって配信で観直しました。
思春期の少…
L’ADOLESCENTE © 1979 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS