愛の渇きに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『愛の渇き』に投稿された感想・評価

三島由紀夫25歳のときの作品。小説を読んだ時にラストシーンでぽかんとなってしまったのは覚えてるので、それを映画でも味わえた。

主人公・悦子は亡き夫の実家に身を寄せ、舅の愛人になりながらも園丁・三郎…

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サヤカ

サヤカの感想・評価

4.0
浅丘ルリ子は感情が無くなったかのような演技が同じ時代の女優の中でも上手い
カメラワークと演出がかなり良かった

夫が亡くなり未亡人となった悦子はそのまま家に住み、義父と関係を持っていた。
彼との関係に愛はなく惰性の生活。
庭師の三郎に惹かれつつもその好意はなかなか伝わらない。
一つ屋根の下、複雑に絡む愛憎劇

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あの原作を映画にするの難しい…と思いながらもちゃんと三島由紀夫ワールド
だった

登場人物の行動から頭の中を推し量るように見た
坂道のシーンがいい
若き石立鉄男を小出恵介に空目
観客への焦らしがすごい
蔵原惟繕にロマンポルノ撮ってほしかった
Angiii

Angiiiの感想・評価

5.0

愛の満たされぬ渇きは生ける地獄なのだろう。
空虚な心から血を流し、地獄の業火に文字通り手を焼けど、惚れた男に爪痕1つすら残すことができなかった女。その醜く美しい魂を浅丘ルリ子が怪演する。

彼女のぽ…

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crn

crnの感想・評価

3.5

「利己主義」と書いた鏡越しに自分と相手を見る冷静さを持ちながら、無為に生き抜くために思い込みの世界に埋没していく女(救済を求めず幸福を追求する、ということらしい)。比喩的にも物理的にも相手に自分の爪…

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夫を亡くし義父と関係をもつようになった未亡人が若い庭師に惹かれるお話

「苦しんだのは私一人だったのね」
し

しの感想・評価

3.0
本当の生活。本当の苦しみ。女性のアイメイクってあまり変わってないのね
レナ

レナの感想・評価

3.5

三島由紀夫の原作、まだ読んでいないのだがどんな感じなんだろう。
若々しくまっすぐな青年に対し、勝手に嫉妬に悩める利己主義な悦子というのは、三島由紀夫らしいと思えた。浅丘ルリ子の美しさがこのサイコスリ…

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